経済学史学会全国大会(2019年6月1-2日、於福岡大学)がいよいよあと1週間に迫ってきた。僕はこの4月から学会の常任幹事を務めている関係で、常任幹事会・幹事会が開催される5月31日から福岡入りしなければならない(そのため5限の大学院はやむなく休講)。
僕は大会1日目(6月1日)の13時30分から「バーク美学思想の経済思想史的含意について」と題する研究報告を行う予定である。大会のプログラムは以下のサイトの通りである(報告要旨がリンクされている)。
https://jshet.net/conference/next/第83回大会(2019年:福岡大学)/
バークの美学論文「崇高と美」は、20年以上にわたって格闘してきた難敵であり、その難解さゆえになかなか論文にまとめることができなかった。このたびようやくその拙い研究の中間報告を披露できるレベルにいたった。完成にはほど遠い中間報告にすぎないが、膨大な時間を投下してきた研究だけに、やはり1人でも多くの会員から好意的な反応を得たいというのが本音である。