先週金曜日、13日の夕方に事務方から成績疑義に関するメールが届いた。「経済学説史1」の成績評価が不可であった学生からの疑義である。しかし、メールを読んだ時にはすでに帰りの電車の中におり、答案を研究室に置いていた関係で、釧路出張から戻るまではその疑義の処理ができなかった。実は今日は代休にしたかったのだが、その疑義を一刻も早く処理する必要があって大学へ。これまでになく6名もの学生から疑義を申し立てられてしまったが、今日答案をチェックして採点に誤りがなかったことが確認できた。
その他、来週月曜日の授業(19期ゼミ)の準備、科研費申請に関するメール書き、HETSAに関するメール書き、英語演習の留学生TAへの応募者へのメール対応など。TAのほうはすでに4名から応募があり、確保に奔走する必要はなさそう。問題は履修者数。ただ、学期開始後最初の1週間に履修変更を認めているために、2回目の授業まで受講者(数)が確定しない。ゼミ形式の授業の場合、受講者(数)が授業の進め方を強く規定するので、やっかいなのだ。現時点で履修登録者は11名。もう少し増えて欲しいなぁ。16名くらいが理想かな。
新学期の時間割が確定。8コマ(学部5コマ、大学院3コマ)。こんな感じに。
http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~nakazawa/2019lecture.html
来年の夏は東京大学経済学部で集中講義を担当させていただく予定だ。来年2020年がマルサス『経済学原理』出版200周年にあたることもあり、当初はマルサスを集中的に講じるつもりだったが、釧路の学生の良好な反応を見るかぎり、バークを集中的に講じるほうが良いような気もしてきた。
【4918】