Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

秋学期授業開始&対面授業再開&20期生始動

本務校は今日から新学期(秋学期)授業開始。国民の祝日(敬老の日)だが、学年暦上は授業日である。春学期はほぼすべての授業が遠隔形式で行なわれたが、秋学期は履修登録者250名超の大規模授業のみ遠隔(オンデマンド)で、それ以外の中小規模授業は原則として(感染防止に細心の注意を払いつつ)対面で行う、というのが本務校の基本方針である。クラスターが発生しやしないか。対面授業再開は時期尚早ではないか。不安や疑問がまったくないと言えば嘘になるが、ひとたび方針が打ち出された以上、従うしかあるまい。この方針に従えば、今学期の僕の担当授業はすべて対面形式になる。感染リスクが高まることは確かだが、そうであっても、遠隔授業に伴うストレスをひときわ大きい僕個人としては、本務校のこの方針はむしろありがたい。遠隔授業は心身ともに疲労が大きすぎて、日常生活まで不調になる。

今日の授業は5限の2回生(20期生)のゼミだけである。何事も最初が肝心ということで、半日を費やして入念に準備する。6月23日に20期生18名(男子11名、女子8名)の顔ぶれが決まったものの、上回生による歓迎行事などが実施できず、今日が正真正銘の初顔合わせになる。ゼミ運営の基本方針と今学期のおおよそのスケジュールを説明した後、18名1人1人に近況報告をしてもらう。ゼミ長はMNTMT君にすんなり決定。ありがたい。授業の終わりに20期生としては最初となる全体集合写真を撮る。学内ルールに従って全員マスク着用で。ただならぬ雰囲気がどうしても残ってしまうが、こればかりはやむをえない。これでようやくスタートだ。素直に、うれしい。

対面授業は1月20日以来、8か月ぶりになるが、実に気持ちが良い。遠隔授業では味わえない気持ち良さだ。体を動かして大きな声を出すだけで、こんなにもリフレッシュメント効果があるとは。どうかこんな感じで授業を続けたい。しかし、今日のような気持ち良さはクラスターが発生した途端に霧散してしまう。そうならないために、1日1日、緊張感を持って過ごさないと。気がゆるんだ途端、コロナが襲ってくるはず。

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