猛烈な暑さが続いている中、5日連続で大学へ。さすがにきっつい。
「経済学説史1」の採点をようやく終える。ここ十数年でおそらく最悪のできだったが、ミニッツペーパーの提出状況や内容を加味するなどして、素点で59点以下(不可)だった122名から33名を超超超大甘で救済(不可→可)する。*1それでも不可は89名で、受験者の合格率は75.2%となる。記録が残っている2014年以降では、2020年(74.9%)に次ぐワースト2であり、しかも久々にゼミ生から不可が出てしまった。それくらいできが悪く、救済の余地もなかったわけだ。
履修者380 / 受験者359 / 秀19 / 優38 / 良75 / 可138 / 不可89(受験者の合格率は270÷359で75.2%)
ちなみに、2014~2022年度の「経済学説史1」の結果はこんな感じである。*2
- 2022年:履修者106 / 受験者95 / 秀7 / 優14 / 良27 / 可39 / 不可8(受験者の合格率91.6%)
- 2021年:履修者39 / 受験者33 / 秀5 / 優5 / 良5 / 可11 / 不可7(受験者の合格率78.8%)
- 2020年:履修者184 / 受験者167 / 秀8 / 優16 / 良22 / 可79 / 不可42(受験者の合格率74.9%)
- 2019年:履修者227 / 受験者216 / 秀3 / 優14 / 良46 / 可136 / 不可17(受験者の合格率92.1%)
- 2018年:履修者365 / 受験者332 / 秀15 / 優45 / 良77 / 可172 / 不可23 (受験者の合格率93.0%)
- 2017年:履修者324 / 受験者304 / 秀7 / 優38 / 良105 / 可142 / 不可12 (受験者の合格率96.0%)
- 2016年:履修者204 / 受験者195 / 秀6 / 優28 / 良59 / 可98 / 不可4 (受験者の合格率97.9%)
- 2015年:在外研究のため担当せず
- 2014年:履修者218 / 受験者197 / 秀15 / 優24 / 良40 / 可105 / 不可13(受験者の合格率93.4%)
ここ十数年、合格率をできるだけ上げるために、レポート試験で評価してきたが、執筆要領や論題を無視した(+チャットGPT)手抜き答案がこれだけ多くなってしまうと、レポートを書かせる意味がない。レポート試験は今年度でやめにして、来年度から教室内試験に戻すしかないだろうな。
21日から福井県立大での集中講義「西洋経済史」が始まるが、その際に利用するGoogleClassroomを新設するのにけっこう難儀する。セキュリティ上の都合とかで暗黙の内部ルールが意外に多く、何度も事務方に問い合わせる必要が生じた。
『ドイツ語のスタートライン』(一巡目)を67ページまで(全177ページ)。妻子がUSJ1泊2日の旅から帰還。
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