Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

二度目のRedfern会(シドニー48日目)

今日の昼食


駅や大学のキャンパスで頻繁に見かける鳥なのだが、何て名前だろうか? 日本では見かけることのなかった鳥だと思う。

昼食はもう一つの学食でchickin korma riceをtake awayする。コルマとはインド風のカレーソースのこと。要するに、インド風チキンカレーなのだが、ルーはかなりパサパサした感じで、食感はむしろドライカレーのほうに近い気がする。これがまたおいしいのだ。

14時半までは論文の執筆。14時半から17時過ぎまでゼミ(スカイプ中継)。論文のほうは、section 5(conclusion)へ進まずに、昨日加筆した文章(section 4)を推敲した。自分の納得できる英文にかなり近づいてきた。自分が書いたものなのに、一晩寝かせて読み返してみると、内容がすっと頭に入ってこない文章をいくつか発見する。それは僕の思考を忠実に再現したものではなく、英語化の過程でどこか無理をしているわけで、僕の思考により忠実な文章を求めて何度も練り直す必要がある。ゼミのほうは、14期生が出場を予定している日経ビジネス西日本インカレのメンバー編成(3チーム)が決まる。

毎週金曜日の17時からRedfern駅近くのパブ(名前はGlengarry Castle Hotel:昨日のエントリーを参照)でシドニー大学経済学部のメンバーが一杯やっている(「Redfern会」と勝手に命名)。二週間前にも誘っていただいた会だ。今日も誘っていただいたので、ゼミの関係で少し遅れて参加することにする。

17時20分にBiochemical Buildingを出たのだが、冬至の2日前ということもあって、辺りはすでにかなり暗くなっている。夕暮れの空がたいへん美しかった。

そして、パブに到着。メンバーたちはギリシャの財政危機問題についてかんかんがくがくの議論をしていた。

Redfern会(勝手に命名)は、千里山大の天満会と比べると様々な点で違いがあって、たいへん面白い。ビールは誰かが代表してピッチャーで注文する。空になったら別の誰かが注文する。システム上、割り勘にはならない。ただで飲ませてもらうのは心苦しいので、僕は途中でポテチ(こちらではcrispと言う)を買いに行く。それをテーブルへ持って来ると、共有財産であることが当然のように、みんなの手が伸びる。

今日はこの方の知遇を「正式に」(笑)得た。二週間前にも一瞬だけお会いしていたからだ。ご自身でスラッフィアンだと言ってた。立派な業績だな。さすが。アルコールは飲まれない方で、ずっとレモネードを飲んでいた。

http://sydney.edu.au/arts/economics/staff/profiles/g.white.php

Matthewが帰宅した後、残ったのは僕と、Korian AustralianのDavidと、カナダ出身のTim(さすがRushに詳しかった!)。「僕らの間だけの質問にして欲しいんだけど・・・」と前置きして、「Matthewとはけっこう長いつきあいになるんだけど、実は彼の英語が僕にはUSydのスタッフの中でいちばん聞き取るのが難しい。みんなはどうなんだ?」と。Davidの英語がダントツで聞き取りやすいので、「もしかして英語はaquired languageなの?」と尋ねたら、そうではなくてnative languageだった。この違いはどうして生じたのだろうか? Matthewの英語の聞き取りづらさはいまだに謎だ。

日中は何とか持ちこたえてくれたが、帰宅後、強い雨が降り始めた。これで5日連続の雨となった。明日はMatthewの自宅に招待されている。嬉しいんだけど、彼の言うことを聞き取れるかなぁ・・・不安だ。