3泊4日の東京出張を終えて帰洛する。出張用務である研究ミーティング（Tさん、Iさん）は有益であったが、コロナ禍の真っただ中であるため、用務以外のフリーな時間は不要不急の外出を控えてホテルにこもって過ごす（そのぶん部屋での読み書き仕事ははかどった）。以前にも宿泊したことのある神田の某ホテルを利用したが、宿泊客は予想通りたいへん少なく、ホテル全体を包み込む静寂が怖いほどであった。朝食のビュッフェのサービスも停止され、代わりに個別包装されたパンとおにぎりが提供される形式に変えられていた。1日もはやく普通の日常が戻って来て欲しいものだ。
帰宅後、偶然にも同業者からZoomによるヴァーチャル会議の練習に誘われる。Skypeより使い勝手が良い感じ。コロナ禍がさらに長引けば、利用機会も増えるだろう。今のうちに慣れておくにこしたことはない。対面でのリアルなミーティングのほうがほとんどすべての点ですぐれているにせよ、それが不可能な場合には次善の策に頼らざるをえないから。
