Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

リアクションペーパーと吸い玉

もともと授業が3コマあり、ただでさえ一週間でいちばん忙しい木曜日なのだが、今日は経済学説史でリアクションペーパーの提出を求めたため、その整理作業も加わって、まさに目が回るほどの忙しさだった。

2限、経済学説史。『道徳感情論』の2回目。今日が7回目(全15回)の授業にあたり、来週が中日の折り返し地点となるため、受講生にリアクションペーパーの提出を初めて求める。ただ、今年度の受講者数はここ数年で最高の380名に達しており、提出されたリアクションペーパーの枚数も155枚(去年は40枚程度)。とても1時間や2時間では整理しきれない。

昼休み、経済学説史の受講生2名(≠ゼミ生)から「先週の授業で抜粋放映した動画(Eテレ「世界の哲学者に人生相談~ルソー」)のフルバージョンを見せてもらいたいのですが」と依頼され、「DVDの貸与はできませんが、研究室で視聴するだけならいいですよ」と返答したところ、「それではぜひ研究室で見させてください」と。2名が動画を視聴している傍らで、僕は弁当を食べる。「この2名がゼミ生だったらなぁ」と少しだけ思った。

3限、22期(3回生)ゼミ。金間大介『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』の2回目。寸劇をまじえ工夫を凝らしたプレゼンに感心する。この学年は本当にプレゼンが上手だな。また一巡目なのに。二巡目、三巡目のプレゼンが今から楽しみ。どこまでうまくなるんだ!?

4限、休憩時間のはずが、5限の準備とリアクションペーパーの整理で忙しく、まったく休憩できない。

5限、ワークショップ。学部執行部から指示された固定メニューが先週でようやく終了し、今日から担当教員の自由裁量下の授業内容となる。ゼミの説明回としたが、僕が一方的に説明するだけでは受講生が退屈してうとうとしてしまいかねないので、授業後半はnakcazawaゼミ生の過去のプレゼン動画を見せて、ゼミ活動のおおよそのイメージをつかんでもらうとともに、その評価をグループディスカッション形式でまとめてもらった。受講生はかなり熱心に取り組んでくれた。クラスとしてのまとまりも少しずつ出てきたように思う。

帰路、いつもの天六のマッサージ店に立ち寄る。両肩まわりの凝りがあまりに醜くかったせいか、「吸い玉」*1による治療をサービスしてくれた。案の定、両肩まわりは特に血流が悪く、ひときわ濃い色が出てきた。

帰りの京阪電車の中でもリアクションペーパーの整理。出町柳駅に着いても終わらず、自宅で続き。23時半くらいにようやく整理を終える。もっと頻繁にリアクションペーパーの回収を行いたいのだが、整理にこれだけ時間を要してしまうと、さすがにそれは厳しいな。

ドイツ語の勉強時間は一瞬も作れなかった。さすがに今日は忙しすぎた。

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