Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

14・15・16期合同ゼミ合宿@飛鳥

14・15・16期合同ゼミ合宿@飛鳥


昨日と今日の一泊二日で、恒例の夏合宿を飛鳥にて行った。いま「恒例」と書いたが、昨年の夏合宿は僕が在外研究中だったために実施できなかった。2年ぶりの夏合宿ということになる。

ここ数年間の合宿メニューはほぼ固定していて、3回生(今年度は15期生)の西日本インカレ中間方向を軸に、新しくゼミに入っていた2回生の他己紹介、4回生による就職活動報告会などを組み入れたものになった。インカレ準備はやや遅れ気味。そろそろもう少しペースアップして欲しい。

今年は千里山奉職19年目にして初めての大きなトラブルに見舞われた。15期生TTT君が飲み過ぎによる急性アル中を起こし、深夜2時に救急車を呼ぶ羽目になった。救急病院へ運ばれた彼を一人にできるわけがなく、引率責任者たる自分が徹夜で付き添った。なかなか目を覚ましてくれないTTT君の意識がようやく戻った時には、さすがに安堵した。幸い、大事には至らなかったが、一歩間違えればとんでもないことになっていた。

今回の合宿の参加学生数は14期17名、15期18名、16期16名(本来17名だが1名欠席)、合計52名。おそらく過去最大ではないか。教員が一人で引率するにはさすがに多すぎたのかもしれない。細部まで目が行き届かなかった。これまでゼミ合宿で飲酒関係のトラブルに見舞われたことがなかった(どの学生の飲酒マナーも節度をわきまえていた)ものだから、油断もしていた。個人的に反省点の多い合宿となった。

今さらながらに、ふと、気づいたこと。卒業が近づいているから、余計にそう感じるのかもしれないが、nakcazawaゼミの歴代の学年(すでに13期生まで卒業している)の中でも、14期生の雰囲気の良さは近年で傑出している。馴れ合わず、それでいて、何とも言えないお互いに対する信頼関係というか配慮をそばにいて感じる。密着していない。同期に対しても、後輩に対しても、距離感が絶妙なのだ。僕好みの大人の関係と言ってもよい。歴代のゼミ生でこれまで個人的にベストな学年は9期なのだが、14期はそれに匹敵している、いや、それ以上かもしれない。9期の時と違うのは、14期では僕が半期日本を留守にしていたので、その間、自分たちで(+僕はスカイプで)ゼミを進めてくれたこと。西日本インカレで結果も出してくれた。大したものだ。ただし、卒論で躓かなければ(苦笑)。今のところ、大丈夫な感じだが・・・。