Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

2005-01-01から1年間の記事一覧

教育オンリー

今日は教育オンリーの一日だった。研究はもちろん事務仕事も何もできなかった。しかし、二日休んでリフレッシュしたせいか、疲労感はまったくない。むしろ充実感を覚えた。2限5期生S藤さんと次回のゼミの報告の相談。4期ゼミは12時半にスタートしてそのまま3…

素朴な疑問

僕が勤務している関西大学は大阪府吹田市にあるが、吹田(すいた)というのは、よく眺めてみれば、変な名前だ。「吹」という漢字の意味は「ふく」であって「すう」ではない。「すう」は「吸う」だ。だとすれば本来は「ふいた」ではないのか?それなのにどうし…

ピンク・フロイドと超人バロム1

二日連続の休日。勤務先の名古屋から帰省中の悪友M本君(実家が京都)と会う。一緒に楽器屋をぶらぶらするなどして過ごす。夜はピンク・フロイドのDVDを観る。1971年の作品とは思えないほどのクリアな映像・音像にまず感動。さすがフロイドだ。リアルタイムの…

久々の休日

久々の休日。いつ以来だろう?思い出せない。それくらい久しぶり。自然に目が覚めるまで布団に入っていられるのは、何て幸せなことだろう。改めて実感。部屋の掃除、たまっていた私的なメールの返事書き、ビデオ(タモリ倶楽部)やDVDを観るなどして一日を過ご…

ひと山こえた気配

ここ数回、6限の大学院(経済思想史研究)では、文化人類学の不滅の大古典、レヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』を受講生と一緒に読んでいる。先週の授業(8-14章)は、学会報告の前日ということもあり、準備が不十分だった。13・14章などは完全に斜め読みになっ…

悩ましい

先週に引き続き、当日の朝になってから「特講2」の予習・教材作成に(かなり焦りながら)とりかかる。決してサボっていたわけではなくて、学会報告や急を要する会議資料作成などが続いて、授業準備のための物理的な時間(机に向かう時間)がまったく足りなかった…

上原ひろみのライブ(なんばHatch)

カリキュラム関係の会議が二つ。しかし今日に限ってはそんなことはどうでもよい。これまでの数多くのライブに足を運んできたが、今日のライブは僕の人生でベスト3に入るほどの完成度を誇っていた。*1全盛期のキース・エマーソン、トニー・レヴィン、テリー・…

「笑い」を哲学する

かつて(昨年度後期)4期ゼミで「笑い」をテーマに哲学しようという機運が高まったが(11月29日のT尾報告、12月20日のM田報告)、なかなか哲学的に一歩踏み込んだ問いを設定することができず、議論も不完全燃焼に終った。あれから1年。ようやく「笑い」を哲学…

とにかく忙しい

ブッシュ大統領がやって来るということで、河原町駅のすべてのゴミ箱に蓋が。どうしてここまで?ブッシュはヘリで京都入りするのでは?午前中は整体。午後から大学。15時半から1期生U村さんと(昨年末の同窓会以来)久々の再会。6限「キノハチ研究会」。ニーチ…

大阪大学の堂目先生が「日経・経済図書文化賞」を受賞

少し前のニュースで恐縮だが(同僚のH野さんから教えてもらうまで知らなかった)、同じ専攻分野(経済学説史)の尊敬する先学、大阪大学の堂目先生が2005年度・第48回「日経・経済図書文化賞」を受賞された。経済学説史の分野での受賞はなんと11年ぶりとのこと。…

幼なじみのY君とキノハチへ

目覚めがよくない。身体が重い。過労だな。2限目は3限以降の授業の講義資料のコピーなど。毎度のことながら、意外に時間がかかるんだよな、これが。昼休みは5期生M島さんとゼミの報告の相談。結局時間切れで6限に再度面会することに。3限は4期ゼミ。理由はよ…

チッチキチー

25周年ですか。おめでたい。これからも応援するでぇ!http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051113-00000051-nks-ent

社会思想史学会(2日目)

7時半に起床。ひたすら眠い。もう少し布団にもぐっていたい。昨夜はやはり最後の店が余計だった・・・。9時から11時までセッション「スミスとヒューム」に出席。今回は昨年刊行された『デイヴィッド・ヒュームの政治学』の合評会。著者の犬塚さんは、僕とほ…

社会思想史学会(初日)

無事5時半に起床できた。予定通り、京都駅初7時17分の始発新幹線に乗る。8時半過ぎに岡山大学に到着。広々としたキャンパスに感激。建物と建物の間のスペースに余裕がある。勤務先の大学とは対照的。9時から11時までがセッション「啓蒙と共和主義」。最初の1…

nakcazawaの「経済学説史」は意外なところで役にたつ?

新潟大学の法科大学院の入試でこんな問題が出題された(3期生T屋君情報)。http://www.jura.niigata-u.ac.jp/~ls-web/2006zulsfr1.pdf僕が担当する講義「経済学説史」では、ここ数回にわたって、この『道徳感情論』の解説をしている。法科大学院なんて、自分と…

フル稼働中

おそらくここ半月ほどは関大に着任してから最高度の忙しさだろう。新規担当科目(学部「特講2」と大学院「経済思想史研究」)の予習、各種委員会の仕事(FD部門委員会、学部と大学院のカリキュラム改革委員会)だけでも息切れ寸前。それに加えて、この後期はゼミ…

12月にも学会報告

社会思想史学会での研究報告がいよいよ明後日に迫ってきたが、12月にも別の学会で報告の予定が入っている。社会思想史学会が終わっても、休む暇もなくただちに次の報告の準備にとりかからねばならない。http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsbp/bukai/kansai33.html報…

体力勝負の一日(続)

ここ数日、校務(入試・会議等)と学会報告準備に忙殺されて、講義準備のための時間が絶対的に不足。そのつけが昨日・今日と一気にふりかかってきた。昨日の深夜0時の段階で、今日の5限「特講2」の講義ノートは白紙だった。1時半まで机に粘って、完成しないま…

体力勝負の一日

体力勝負の一日だった。「経済学部教授会→大学院経済学研究科委員会→大学院カリキュラム等委員会→ビジネスエシックス研究会」という順序で会議・研究会等を休憩なしでハシゴするはめに。すべてが終了したのは20時過ぎ。最後のほうは疲労と空腹で意識朦朧。こ…

やはりニーチェは面白い

火曜日の恒例となりつつあるが、午前中は整体に行く。午後から大学へ。3限。社会思想史学会の報告原稿の執筆を完了。プリントアウトして必要部数をコピーする。あとは本番を待つのみ。4・5限。5期生のT瀬君とK屋君が来週のゼミの報告の相談にやってくる。学…

卒業へのカウントダウン

学園祭も終わり今日から通常授業が再開、秋学期も後半戦に突入。10時過ぎに研究室に入って、社会思想史学会の報告原稿書き。昼休みに図書館で調べもの。以後3・4・5・7限と授業を4コマ。さすがに一日が長く感じられた。10日ぶりの授業ということもあり、いつ…

銀行強盗

夜は「乳姉妹」第20話を観る。全28話なのでストーリーはいよいよ佳境にさしかかる。大財閥「大丸グループ」の総帥・大丸剛造(高橋昌也)の実の娘ではない(実は貧しい漁師の娘だった)と知った千鶴子(伊藤かずえ)は、絶望のあまり自暴自棄に・・・なってしまう…

原稿書きは終わらない

社会思想史学会の報告まで残り1週間を切った。とりあえず報告原稿は仕上がっているので、家族を危篤にさせて学会報告をキャンセルする(←冗談。一度もしたことありません。)必要はなくなったが、畏友(正確には「友」ではなく「先輩」なのだが)O川さん(O山大)…

雨の中を四条まで散歩

また雨だよ。ここ数週間、週末は雨が多いよなぁ。でも今日は家の中に閉じこもりたくなかった。身体を動かしたかった。というわけで、雨の中、散歩を兼ねて、徒歩で四条のジュンク堂まで。新刊書をチェック。西部邁の名著『ケインズ』が新装復刊されているの…

1期生S竹君の就職祝い

10月31日に続いて今日も入試業務。31日とは違って出校時刻が早く拘束時間も長かった。ここ数日打ち込んでいた学会報告原稿の執筆の疲れも重なって、とてもしんどい一日だった。にもかかわらず・・・。夕食は(2度目の)就職が決まったばかりの1期生S竹君と豊津…

人間ドック

学園祭期間(休講)を利用して「半日人間ドック」に行く。一昨年から年一回のペースで受診している。今回が三回目。すべての診断結果が判明するのは数日後だが、今日判明した数値だけを取り出せば、これまでで一番よかった。体脂肪率が昨年と比べて2%下がって…

虚偽報道

朝日新聞、産経新聞、埼玉新聞と最近虚偽報道が続いている。他の新聞社も他人事とは思わず「他山の石」として欲しいな。http://www.asahi.com/information/release/20050908b.htmlhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051031-00000121-kyodo-socihttp://hea…

報告原稿をブラッシュ・アップ

一昨日脱稿した社会思想史学会の報告原稿だが、一晩寝かせて読み直してみたところ、未整理で舌足らずな表現を数多く発見した。また昨夜読んだ英語論文の内容の一部を原稿に書き加えたくなった。というわけで、休日を返上して大学へ。夕方までかかって原稿の…

レイモン・アロン

レイモン・アロンというフランスの著名な学者(社会学・政治学)がいる。最近この名前を研究文献の中で見つけると、レイザーアモンHGが浮かんできて困っている。*1上戸彩と綾戸智絵、峰竜太と竜雷太、セカチューとピカチューもよくごっちゃになる。さいとうた…

秋の古本まつり

百万遍・知恩寺で開催されている「秋の古本まつり」へ足を運ぶ。好天に恵まれたこともあり、平日にもかかわらず大いに賑わっていた。高橋和義『パーソンズ』、ゴドウィン『メアリ・ウルストンクラーフトの思い出』、片桐薫『ポスト・アメリカニズムとグラム…